第61回鎌倉まつり「行列巡行」
地域に根差したお囃子とお神輿団体等で組織する実行委員会が執り行う鎌倉まつり「行列巡行」。
行列巡行は、これまで長年にわたり行われてきたパレードに替わり実施するもので、鎌倉まつりのコンセプトである「鎌倉の伝統芸能や文化財の継承と発展を目指し、広く国内外に告知することにより、国際観光都市としての鎌倉の繁栄と地位の向上を、永続的に創造していくまつりごと」を忠実に継承していきたいという有志により行われています。
出発点は、若宮大路の下馬四つ角。
鎌倉まつりのオープニングを飾る行列巡行は“頼朝公顕彰”を胸に、厳かにそして盛大に行われます。
2019年に行われた行列巡行では、第一梯団として、源頼朝・北条政子をはじめ、頼朝公ゆかりの千葉県安房群鋸南町(きょなんまち)から甲冑を身にまとった隊列などが参加しました。また、第二梯団として、お囃子とお神輿が、鶴岡八幡宮境内までの約1,000メートルを軽妙な音色と威勢の良い掛け声を挙げながら進行しました。