安国論寺【日本遺産】

あんこくろんじ
​【日本遺産028】

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開山／日蓮　
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日蓮聖人を開山として1253（建長5）年に創建。

安国論寺も妙法寺と同じく松葉ヶ谷法難の跡と伝えられる。

日蓮聖人が鎌倉にきて初めて道場とした岩窟がこの寺がつくられるもととなり、

「立正安国論」もこの岩窟で書かれたという。
　

　
この場所に寺ができたのは

日蓮聖人の弟子日朗聖人が岩窟のそばに建てた「安国論窟寺」が始まりで、

のちに安国論寺とよばれるようになったといわれています。 
　

　
境内には日蓮聖人の足跡を伝える

御小庵や御法窟（ともに非公開）、

松葉ヶ谷法難​の際に

白猿に導かれて難を逃れたとされる南面窟、

熊王殿、日朗聖人荼毘所などがあります。

また、熊王殿脇の石段を上ると、

由比ガ浜海岸と鎌倉の街並みを一望できる富士見台、

立正安国の鐘がある鐘楼などもみられます。　

また、小庵の前にあるヤマザクラ「妙法桜」は、

日蓮聖人が房州（千葉県）から持って来た桜の杖を、

巌窟の前にさしたのが根づいたものといわれます。

　
本堂前のサザンカとともに

鎌倉市の天然記念物になっています。​

【日蓮宗 妙法華経山 安国論寺】

鎌倉市指定天然記念物

基本情報