国指定史跡名越切通の中にある「まんだら堂やぐら群」。
一つひとつは2m四方程度と小規模なものが多いですが、150穴以上の存在が確認されている有数のやぐら群で、これだけまとまったやぐらを良い状態で見ることのできる遺跡は鎌倉市内にも少なく、たいへん貴重です。
やぐらの中に並ぶ五輪塔は、後の時代に動かされているものが多いので、中世の姿そのままとは言えませんが、主に火葬した骨を納めるなどして供養するために建てられたものです。葬られたのは、武士や僧侶が多かったと考えられていますが、経済力を蓄えた商工業関係者なども含まれていたでしょう。
保存管理の都合上、春と秋の期間限定公開になっています。
基本情報
日時
令和5年度
《春》
4月22日(土)~ 5月29日(月)
10時00分開門~16時00分閉門
《秋》
10月21日(土)~12月11日(月)
10時00分開門~15時00分閉門
*いずれも期間中の土・日・月・祝日のみ
場所
逗子市小坪7丁目 国史跡「名越切通」内
(1)JR逗子駅バスのりば6番(京急バス)
亀が岡団地循環 緑ヶ丘入口下車 徒歩8分
亀が岡団地北下車 徒歩5分
(2)JR鎌倉駅バスのりば3番(京急バス)
緑ヶ丘入口行き 緑ヶ丘入口下車 徒歩8分
お問い合わせ
逗子市教育委員会教育部社会教育課
Tel:046-873-1111
Fax:046-872-3115
E-mail:syakaikyouiku@city.zushi.lg.jp
その他
※駐車・駐輪場はありません
※荒天の際は閉鎖することがあります
※場内での飲食はご遠慮ください