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【能を知る会鎌倉公演 【知章】【春日龍神】~わかりやすい字幕解説付き~】


能を知る会鎌倉公演 【知章】【春日龍神】~わかりやすい字幕解説付き~】
2026年1月24日(土曜日)朝の部10時00分/昼の部14時00分

2026年1月24日・土曜日、県民のための能を知る会鎌倉公演・朝の部は、負傷した父・知盛をかばい凄絶な最期を遂げた若武者、平知章が主人公の稀曲「知章」を上演いたします。前場は知盛が愛馬に乗りなんとか船に逃げおおせるも、愛馬とは別れなければならない場面の物語が、後場は知章の最期を描いた仕方話に示す場面が見どころとなっております。上演頻度が少ない曲ですので、この機会に足をお運びいただければと存じます。
狂言は善竹十郎師による「千鳥」を上演予定となっております。ツケの溜まった酒屋で、さらにツケで酒を買おうとする太郎冠者と、酒屋の主人との攻防が見どころの名曲です。

昼の部は、日本での修行を終えたと判断をし、大陸への渡航を志す明恵上人を思いとどまらせた後、釈迦の説法や入滅の様を龍神が舞い示す、名曲「春日龍神」を上演いたします。前場は天竺を目指さずとも、日本国内の山々も霊験あらたかな場所となっていることを示して諌める場面、後場は龍神が眷属や神々を引き連れて様々な奇跡を見せる場面が見どころとなっております。
狂言は善竹大次郎師による「抜殻」を上演予定となっております。酒で失敗をする太郎冠者、それを心配して諌める主、主の行動によって移り変わる太郎冠者の心情と、情緒たっぷりで見どころの多い名曲です。

最初に中森貫太による解説が、最後には質疑応答がございます。

能にはわかりやすい字幕解説を備え付けのスクリーンに映し出し、初心者でも楽しめる公演となっております。


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◆日時:2026年1月24日(土曜日)
◆場所:鎌倉能舞台


◆演目
10時始め
解説「平家物語と能」中森 貫太
狂言「千鳥(ちどり)」善竹 十郎
能「知章(ともあきら)」中森 貫太
14時始め
解説「奈良の能」中森 貫太
狂言「抜殻(ぬけがら)」善竹 大二郎
能「春日龍神(かすがりゅうじん)」中森 健之介


◆あらすじ

向の礼を言う。また自身が父知盛を庇い、児玉党に討たれた有様を仕方話で示す。やがて語り終わると知章は、僧にさらなる回向を頼み、消え失せるのであった。

狂言「千鳥【ちどり/Chidori】」
主人にツケで酒を買ってくるように言われた太郎冠者だが、以前のツケが溜まっているため酒屋は酒を渡さない。冠者は酒樽を手にいれるため、酒屋をおだててみたり、津島祭の話をしたりするが上手くいかない。次に馬場の流鏑馬の話をし、馬に乗る真似をしながら走り回る。そうこうしているうちに、冠者は酒屋の隙をついて…。

能「春日龍神【かすがりゅうじん/Kasugaryuujin】」
入唐渡天を志す栂尾【とがのお】高山寺の明恵上人【みょうえしょうにん】(ワキ)は、暇を願う為に南都に下り、春日明神へ詣でた。上人が明神へ行くと、宮守の翁(前シテ)が現れ、上人の参詣を喜ぶ。しかし、上人が入唐渡天の志を伝えると宮守は、釈迦入滅後の今は、春日山が霊鷲山【りょうじゅせん】[インドにある釈迦が法華経などを説いたとされる山] に相当するので、その必要はないと諌め、さらに春日明神の縁起を語る。上人が渡天を思い留まると言うと宮守は、三笠山に五天竺を移し、釈迦の誕生から入滅までの様子を見せると言う。また、自分こそが春日明神が鹿島からこの地に渡られた時供奉した、中臣時風・中臣秀行であると明かして姿を消す。(中入)やがて春日の野山は金色の世界となり、龍神(後シテ)が来現する。龍神は霊鷲山において、八大龍王が仏の会座で御法を聴聞する光景を見せ、上人の渡天を止める。その後、大蛇の姿となった龍神は猿沢の池に飛び入り、姿を消すのであった。

狂言「抜殻【ぬけがら/Nukegara】」
お使いを申し付けられた太郎冠者は、出かける際にいつも振る舞われる酒を主人が忘れているので何度も催促をする。大酒を飲んでご機嫌で出かけた冠者は、途中で気持ちよくなって道ばたで眠りほうけてしまう。程なく、心配になって様子を見に来た主人はこれを見つける。主人は懲らしめるために、寝ている冠者に鬼の面を被せて帰ってしまう。やがて、目を覚ました冠者は…。


◆お申し込み・お問い合わせは鎌倉能舞台まで。
電話 0467-22-5557
HPアドレス http://www.nohbutai.com/
フェイスブック http://www.facebook.com/nohbutai
eプラス
午前の部
https://eplus.jp/sf/detail/4310940001-P0030001  
午後の部
https://eplus.jp/sf/detail/4310960001-P0030001


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基本情報

住所

鎌倉市長谷3-5-13

アクセス

江ノ電長谷駅下車徒歩7分

電話番号

0647-22-5557

営業時間

◆日時 2026年1月24日(土曜日)
朝の部10時00分/昼の部14時00分

入館/入場料

◆入場料 6500円 (プラス1000円で座席指定可能です)

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