ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

【3月27日】献詠披講式(鶴岡八幡宮)


献詠披講式 

神前に和歌を献詠する古式ゆかしい神事。
披講とは詩歌に曲節をつけて詠み上げることで、本来、和歌は披講することを前提としています。披講の諸役には読師・講師・発声 各1名、講頌 4名があり、読師は司会役、講師が全句を節をつけずに歌を詠み上げた後、発声の先導によって講頌が唱和する、という形式で行われます。

披講は平安時代より宮中に伝わってきた古式ゆかしい行事ですが、鎌倉時代の鎌倉においても源頼朝公が花見の宴を催した際に、管弦詩歌の儀を行ったという記述が『吾妻鏡』に見られ、また源実朝公に至っては歌集『金槐和歌集』を遺すほど和歌に精通し、文人将軍として知られています。

このような故事をもとに、当宮では、春3月下旬、舞殿において「献詠披講式」を執り行います。当宮の披講式はご神前に和歌を献詠する神事として執り行われ、披講の諸役は宮中歌会始披講会の指導を受けた当宮神職が、武家の都・鎌倉の歌会に相応しく直垂に引立烏帽子という出立ちで務めます。披講される和歌は毎年、実朝公の1首、他は公募によります。

基本情報

日時

2024年3月27日(水)
13時00分~

場所

鶴岡八幡宮 舞殿

お問い合わせ

鶴岡八幡宮
TEL:0467-22-0315