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[湘南鎌倉医療大学]医療を学ぶ 地域とふれあう マインドフルな鎌倉と精進料理

湘南モノレールが通る鎌倉市山崎にキャンパスを構える湘南鎌倉医療大学。1学年100名定員の看護単科大学で、学生と教職員の距離が近く信頼関係が高く、鎌倉という地域柄、歴史と文化を身近に感じながら学ぶことができる魅力があります。また、徳洲会グループの病院や施設で掲げている<生命だけは平等である>という理念を大学でも礎とし、病院や施設が一つの方向をめざして連携しながら人材育成に取り組んでいます。

そんな湘南鎌倉医療大学では、必修授業として『鎌倉の文化と歴史』、選択科目として『体験学習“鎌倉コース”』があります。医療や看護などの専門分野だけでなく、鎌倉の暮らしや文化、先人の取り組みや歴史など、地域の特性を学ぶことを大切にしています。

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今回は、鎌倉市観光協会とのコラボレーション企画として、湘南鎌倉医療大学の学生5名が北鎌倉の禅寺を会場に、古典ヨガと坐禅を体験し、また地元の和の名店で精進料理の世界を学びました。普段の学修とは少し趣の違う体験を通して、新たな自分との向き合い方や鎌倉の魅力を再発見する良い機会になりました。
 

禅寺で心身を整える貴重な経験

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今回この貴重な体験の場としてご協力いただいたのは、北鎌倉にある臨済宗建長寺派禅居院。鎌倉ヨガ教室の主宰である中里さんは、ここ禅居院を活動拠点のひとつとして古典ヨガを教えています。学生5名は、禅居院の御本尊様に合掌一礼の後、まずは古典ヨガを体験。ヨガ特有の深い呼吸を行い、自分の関節や筋肉のひとつひとつの動きを感じながら身体を伸ばします。

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両手を揃え、片足を上げてバランスをとる「木のポーズ」。最初はふらついてなかなか安定するのが難しい‥でも焦らず、ゆったりとした気持ちでポーズをとります。お堂で行うからでしょうか、レッスンを終えると体がほぐれるだけでなく、気持ちが解放されてものすごく清々しい気持ちに。 心が整い、自分と向き合う贅沢な時間を感じることができます。

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続いて坐禅に挑戦。禅居院御住職のお話を拝聴し、丁寧に坐り方をご指導いただき、いざチャレンジ。静まり返ったご本堂で、姿勢を調え、呼吸を調え、心を調える。日常を離れた環境の中で、心が静まり、清々しい時間が流れていきます。そこはかとなく、集中力が高まり、身も心も自然と癒されていくようです。緑ゆたかな北鎌倉の古刹で、自分自身を見つめるために、禅の世界に触れる。まさに鎌倉の地ならではの体験と言えるでしょう。

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禅居院は大本山建長寺の塔頭寺院。一般の観光は受け付けていませんが、ほぼ毎日行われている坐禅会には、誰でも参加できます(初回は要事前連絡)。心を調える“マインドフルネス”は禅を起源のひとつとし、現代社会を健全に生き抜くための大切な要素として、企業や医療現場でも活用されています。ここ鎌倉は、そんなマインドフルな体験を通して自身と向き合う場所であり、また人との関係性を構築するために必要な、「感じる力」「コミュニケーション力」「人に対する誠実性」を養うための最適の場所であると言えます。学生の皆さんは、今回の特別な体験を通して、新たな発見や学業との向き合い方についての気づきを得ることができました。



(取材協力)

〇禅居院
 住所 鎌倉市山ノ内1534
 電話 0467-22-7974

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通常非公開のお寺ですが、坐禅会やお寺ならではの様々な学びの場所として現代の「寺子屋」的な活動も展開しています。また、鎌倉十三仏詣り<外部リンク>の八番札所として巡礼の方々をお迎えしています。
​禅居院 https://zenkyoin.com<外部リンク> 

 

〇鎌倉ヨガ教室

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鎌倉ヨガ教室主宰 中里えみこさん。鎌倉市在住。稲村ヶ崎、七里ヶ浜、鎌倉などで教室を開催し、古典ヨガを活用した健康づくりを提唱しています。古典ヨガは「肉体」「内面」「感情」「知的」「社会的」といった5つの健康のカテゴリーを網羅し、ひとりひとりの多様性や個人差に合わせた優れたプログラム。フィジカルとメンタル両方の改善を目指します。鎌倉ヨガ教室 https://www.yogakyo.com<外部リンク>

 

鎌倉の名店「鉢の木」で、精進料理の文化を学ぶ

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北鎌倉には多くの禅寺があり、昔から精進料理との深いつながりがあります。鉢の木は鎌倉の寺社とも繋がりが深く、寺社での催しやお茶会などへの食事の提供も数多く手掛けてきたそうです。手間を惜しまず禅の心を盛り込んだ料理は「ベジタリアン」「ヴィーガン」からも注目され、外国からのファンも訪れます。

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鉢の木の代表取締役社長 藤川さん。鎌倉時代に中国から日本に禅が伝わり、「禅」とともに「茶」や「精進料理」の文化も発展したのだそうです。建長寺発祥といわれる建長汁が訛って「けんちん汁」となったなど、貴重なお話を伺いました。

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具だくさんの建長汁。精進料理は殺生をしないという仏教の教えから、出汁や具材にも動物性のものを使用しません。代わりに豆腐、野菜、きのこなどがたっぷり。旬の素材の生命力や滋味にあふれています。

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藤川さんのお話しをうかがった後は、みんなで精進料理をいただきます。漢方の用語で「医食同源」という言葉がありますが、精進料理の世界観は、まさに食材を大切にする“心”と自身の“身体(体調)”を整えるものです。精進料理の由来を聞くと、いっそうありがたく、そして、おいしく感じるのは気のせいではないはず。禅の歴史とともに生まれた建長汁、素材に感謝しながらいただきました。


 
(取材協力)

〇鉢の木 新館
 住所 鎌倉市山ノ内350
 電話 0467-23-3723

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昭和39年(1964)におにぎり屋さんとして創業し、今では日本料理の名店として知られる鉢の木。鉢の木新館では全国各地から旬の素材を仕入れ、素材の持ち味を大切にした料理をいただけます。鎌倉在住のアーティストの個展や、和食のマナー講座など地域に根差したイベントにも注目です。
鉢の木  https://www.hachinoki.co.jp<外部リンク>

 
 
 

「古都鎌倉」でオンリーワンの学生生活を!
~湘南鎌倉医療大学で一緒に学びませんか~

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「生命だけは平等だ」という建学の理念のもと、「いつでもどこでも誰でもが最善の医療・ケアを受けられる社会の構築を目指し、日々研鑽する医療人を育成する」を目的として、2020年4月に開学したのが湘南鎌倉医療大学です。理念を同じくする徳洲会グループの全面的なバックアップにより、組織力を生かした看護学実習を受けることができます。

 医療大

キャンパスは大船と湘南江の島を結ぶ湘南モノレール「富士見町駅」から徒歩6分。アクセスも良好です。大学では学内で学修した講義・演習を、同じ理念を持つ病院・各施設で実習できることが大きな強みです。看護の専門技術だけでなく、哲学や国語表現、鎌倉の芸術と文化、一般教養の講義を通して患者の心や対応の仕方を学べるのも魅力の一つです。また、災害看護、島嶼看護など、幅広く地域の人々の生活を理解することで、看護の専門知識・技術の応用力を高め実践的に生かすことができるような人材育成を行っています。保健師課程では保健師の資格も取得できます。
 

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​歴史と文化に彩られた古都鎌倉にある湘南鎌倉医療大学で一緒に学びませんか。ここでしか得られない体験や学びがたくさんあります。そんな“宝”に気づくのは自分自身かもしれません。もっと知りたい!という方は湘南鎌倉医療大学のホームページをご確認ください。
 

 1<外部リンク>

 

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学校法人徳洲会 湘南鎌倉医療大学​

〒247-0066 神奈川県鎌倉市山崎1195-3 

Tel. 0467-38-3131(代表) Fax 0467-38-3110
 

 

 

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