「能を知る会 鎌倉公演 【安達原】【俊成忠度】」
2023年10月28日(土曜日)朝の部10時00分/昼の部14時00分
2023年10月28日土曜日「能を知る会鎌倉公演」朝の部は、能の舞台設定として珍しい、東北地方を舞台にした名曲「安達原」を上演致します。観世流以外や歌舞伎、他のメディア作品等では「黒塚【くろづか/Kuroduka】」の名称で知られる謡曲です。
前半は野原にあるただ一軒のあばら屋での怪しげな女の糸を繰る様子が、後半は正体を現した鬼女と山伏の戦いが見所となっております。間狂言も「見てござる」で締めくくる、普段見られない面白い行動を取る間狂言となっており、見所充分です。
狂言は野村裕基師による、詐欺師が田舎者をだまそうと仏像の振りをする人気曲「仏師」を上演致します。
昼の部は、平忠度が自らの和歌の師である藤原俊成のもとに現れ、ふたりで語らうというあまり上演頻度の多くないが良く出来た曲であります「俊成忠度」を上演致します。俊成とそのもとに現れた忠度の和歌をきっかけとした語らい、忠度のたおやかな舞と、修羅の刻限となり修羅道の苦患を示す舞と、見所が色々とある名曲です。
狂言は野村裕基師による、二人の大名が一般人をいいように使おうとして反撃される、滑稽な名曲「二人大名」を上演予定となっております。
能には、場内3箇所に設置されているスクリーンに現代語訳の字幕を映し出し、初めて能を見る方にも分かり易い公演となっております。

◆日時:2023年10月28日(土曜日)
◆場所:鎌倉能舞台
◆演目
10時始め
講演「能の鬼」中村貫太
狂言「仏師(ぶっし)」野村裕基
能「安達原(あだちがはら)白頭」中森貫太
14時始め
講演「能の和歌」中森貫太
狂言「二人大名(ふたりだいみょう)」野村裕基
能「俊成忠度(しゅんぜいただのり)」奥川恒治

基本情報
営業時間
◆日時 2023年10月28日(土曜日)
朝の部10時00分/昼の部14時00分
入館/入場料
◆入場料 6380円 (プラス1000円で座席指定可能です)
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