〔スルガ銀行〕鎌倉に移り住む、という選択肢を考える
どこに住まうか。
それは仕事にもライフスタイルにも大きな影響を与える重要なテーマです。
コロナとともに生きる今、リモートワークの普及も相まって住まう場所の選択肢も多様になってきました。
朝一番に鳥のさえずりを浴びながら源氏山を散策し、朝が早いカフェで朝食をとり、静かな自宅でリモートワークを始める。
夕刻には古刹の鐘の音を聞きながら海まで歩く。
そんなライフスタイルを実現する「鎌倉暮らし」という選択肢を考えてみませんか。
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住まいとしての鎌倉、その魅力
住む場所として鎌倉を見つめなおすと、あらためてその魅力に気が付かされます。
三方を山に一方を海に囲まれており、小町通りや若宮大路などの賑やかな通りから少し足を延ばして散策するだけですぐに海や山へと辿り着きます。街のいたるところに名所旧跡が点在し、日常の中に溶け込んでいます。忙しく道を行く人が、寺社の前で一瞬立ち止まり一礼をする光景もしばしば見かけ、玄関に八幡様の「おはらひさん」が掲げられている家もそこかしこに見受けられます。暮らしが寺社とともにあり、日常生活の一部になっているのです。
鎌倉はまた、歳時が絶えない街でもあります。毎年、決まった時期に恒例の行事や祭りがあり、多くの人々が訪れます。これらの歳時に自宅から散歩のように出かけられることも鎌倉に住む魅力の一つといえます。鎌倉に居を構えることは以前から憧憬の的でしたが、昨今の新型コロナウイルスによる社会の変化によって、あらためて注目を集めているといいます。
テレワークの普及に伴いワ―ケーションも一般的になってきましたが、それでもすべてがテレワーク、リモートワークのみで済むとは限りません。鎌倉は乗り換えなしの一時間程度で都心のターミナル駅に出ることができ、リモートワークだけでなく出勤や対面の打ち合わせがある働き方にも対応しやすいです。
実際に朝の鎌倉駅で観察してみました。7:14に鎌倉駅を出る湘南新宿ラインは、渋谷駅に8:11、新宿駅に8:16、池袋駅に8:22 に到着します。2022年4月の新学期が始まった平日のある日、この時刻の電車では鎌倉駅のホームで待つ人のほぼ全員が着席できていました。次の鎌倉駅7:21発の横須賀線は、品川駅に8:10、東京駅に8:18に到着しますが、この電車は鎌倉駅到着時にすでに席がほぼ埋まっており着席は難しいようです。
ただ、鎌倉駅を発着するすべての電車にはグリーン車も連結されているので、追加の料金を支払えばほぼ確実に着席乗車できるという選択肢もあります。
このように都心への交通の利便性が高い点からも鎌倉はワ―ケーション適地と言えるでしょう。
緑に囲まれ、海を感じられ、歴史に親しめる街でありながら都心へのアクセスも良い。そんな鎌倉に移り住むことで、これまでと全く違うライフスタイルを実現できるかも知れません。
(電車の時刻は2022年4月現在)
海が身近にある暮らしを愉しむ雨宮正明さんの場合
「鎌倉が好き。だからこれまでの経験を活かして鎌倉の中でエコシステムを回し、鎌倉の発展に貢献したい」
そう語るのは、株式会社エリアペイ代表取締役の雨宮正明さん。現在、鎌倉の個人商店でも手軽に導入できるキャッシュレス決済「かまくらペイ」の立ち上げに尽力しています。
雨宮さんは兵庫県芦屋市出身。関西の大学を卒業して東京で働き始めたときから鎌倉に移住したといいます。
「もともと親戚がたくさん鎌倉に住んでいて縁がありました。子供の頃から毎年夏になると鎌倉に来ており、まだ松林があった由比ガ浜でサーカスを見たりしていたことを思い出します。前に海、後ろに山という地形も芦屋と似ていて落ち着きます」そんな雨宮さんにとって、鎌倉に住むことは必然だったのかも知れません。
雨宮さんに鎌倉の魅力をお聞きしました。
「自然が多くて海があること。夕陽を見るのが大好きなので、海までしょっちゅう行っています」
「妻も朝と夕方、愛犬のミニチュアダックスを連れて海に行きます。昼過ぎに出かけて夕方まで帰ってこない日もあるくらい」
鎌倉の中でも二度引っ越した経験があるという雨宮さんですが、鎌倉にも意外と開放的で人情味のある側面があると気が付いたそうです。
漁師さん直営のお店で新鮮なしらすを買ってパスタを作ったり、夜には地元の顔なじみと酒屋で角打ちをしたりと鎌倉の生活を満喫しているといいます。
そんな雨宮さんの言葉が心に残りました。
鎌倉への移住、定住、二拠点居住を応援するスルガ銀行鎌倉支店
鎌倉に移住や定住を考えるとき、ポイントになるのは住宅ローン。昔ながらの街並みが続く鎌倉では、他のエリアとは違う独特のケースがあります。
例えば借地権。鎌倉では寺社が所有する土地を借り受け、その土地に住宅を建てるケースがしばしば見られます。借地権付きの住宅は、立地や広さなどが同じ条件の一般的な住宅と比べると割安なことが多いというメリットがありますが、土地の所有権がないため住宅ローンを利用するのが難しくなってしまうことが多いといいます。実際に「借地権」というだけで住宅ローンの利用を断られてしまったという声もしばしば耳にします。
他にも都内に平日の拠点を構えつつ、週末は鎌倉で過ごす二拠点居住(マルチハビテーション)も近年、ライフスタイルの一つとして注目されています。鎌倉は都心からの距離が近いわりにリゾート的な雰囲気がありマリンスポーツの拠点にも便利なため、二拠点居住を検討する方に人気がありますが、このようなケースも一般的な住宅ローンを利用することは難しいそうです。
スルガ銀行鎌倉支店では、鎌倉に移住したい、定住したい、二拠点居住したいというお客さまを応援しているとのこと。スルガ銀行鎌倉支店に相談することで、「鎌倉暮らし」という新しいライフスタイルへの扉が開かれるかも知れません。
スルガ銀行鎌倉支店について
1895年(明治38年)に現在の静岡県沼津市で創業したスルガ銀行が鎌倉支店を開設したのは1918年(大正7年)8月14日。当時は二の鳥居前の位置に土蔵造りの店舗があったといいます。1923年の関東大震災を機に下馬四つ角に移転。その後1965年に映画館「市民座」として親しまれた場所に移転して現在に至ります。現在の建物は1998年に竣工されたものです。
スルガ銀行鎌倉支店は、100年以上の間、鎌倉の発展とともに歩んできました。
現在もお客さまから「あってよかった、出会えてよかった。」と思われる存在を目指して鎌倉に根差した銀行として営業を続けています。
店名 | スルガ銀行鎌倉支店<外部リンク> |
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住所 | 〒248-0006 鎌倉市小町1丁目13-20(若宮大路 鎌倉郵便局となり) |
営業 | 月曜日~金曜日(祝日除く) 9時00分~17時00分 |
電話 | 0467-23-1133 |