アートと歴史に出会う 鎌倉ミュージアム散歩

アートと歴史に出会う 鎌倉ミュージアム散歩

寺社や海だけではない、鎌倉のもう一つの楽しみ方。
鎌倉には、美術や歴史、工芸、映画など、さまざまな文化に触れられるミュージアムや文化施設があります。

展示をじっくり楽しんだり、建物や庭に目を向けたり、そこにまつわる物語を知ったり。一つひとつの場所を訪ねることで、これまでとは違った鎌倉の魅力が見えてくるかもしれません。

気になる施設を見つけて、いつもの散策に少し寄り道を。
歩きながら、鎌倉の文化に出会う時間を楽しんでみませんか。

Chapter1 エリアごとに楽しむ、鎌倉の文化散歩

鎌倉には、鎌倉駅周辺、北鎌倉、二階堂・浄明寺、長谷・由比ヶ浜など、街ごとにさまざまな文化に出会える場所が点在します。

展示や作品はもちろん、建物や庭、そこにまつわる物語など、楽しみ方もいろいろ。訪ねる途中の道や、周辺の社寺、街並み、カフェなどにも立ち寄れば、散歩そのものがひとつの旅になります。

鎌倉駅周辺、北鎌倉、二階堂・浄明寺、長谷・由比ヶ浜…。今日はどのエリアから、アートの旅を始めますか?

 

Chapter2 鎌倉駅周辺 8施設

鎌倉不思議立体ミュージアム

鎌倉駅近くの商業施設「あいざ鎌倉」内にあり、錯視の第一人者・杉原厚吉氏の不思議な立体作品を約50点展示している体験型スポットです。

「鎌倉駅」東口より徒歩1分
>>鎌倉不思議立体ミュージアム公式サイト

 

鎌倉不思議立体ミュージアム

鎌倉彫資料館

鎌倉彫会館3階にある鎌倉彫の歴史や作品を紹介するミュージアムです。

​常設展では、室町時代から現代に至るまでの約800年の歴史を誇る伝統工芸「鎌倉彫」の名品や資料が約50点展示してあります。

制作工程やその歴史について学びながら室町時代~現代までの名品をゆったりと堪能することができます。

「鎌倉駅」東口より徒歩5分
>>鎌倉彫資料館の詳細はこちら

鎌倉彫資料館

英国アンティーク博物館 BAM鎌倉

次世代にアンティークの世界を伝え、モノや人を引き継ぐ素晴らしさ、大切さを多くの方に感じ取ってもらいたいというメッセージが込められたミュージアムです。

隈研吾氏による鎌倉彫をモチーフにした外観は伝統と新しさを融合したシンプルかつ斬新なデザイン。館内では、土橋氏が長年をかけて集めた100年以上の歴史を持つ本物の英国アンティークの展示をご覧いただけます。

「鎌倉駅」東口より徒歩7分 鶴岡八幡宮から徒歩1分
>>英国アンティーク博物館 BAM鎌倉の詳細はこちら

英国アンティーク博物館 BAM鎌倉

鎌倉国宝館

鎌倉時代の寺院建築を模した造りの館内では、須弥壇を中心に鎌倉地域に伝わる仏像を常設展示しています。

併せて、「国宝 鶴岡八幡宮古神宝」や「氏家浮世絵コレクションの至宝」等の特別展を年に7回程度開催し、当地に伝わる珠玉の作品を紹介しています。

「鎌倉駅」東口より徒歩12分
>>鎌倉国宝館の詳細はこちら

鎌倉国宝館

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム

鶴岡八幡宮の境内にあり、鎌倉の歴史や文化を伝える企画展を開催しています。

設計は1931(昭和6)年から1939(昭和14)年までフランスで現代建築の巨匠ル・コルビュジエに師事した坂倉準三。古都鎌倉の歴史と自然に調和したその美しいたたずまいによって国内はもとより世界的にも日本のモダニズム建築を代表する名建築として高い評価を得ています。併設のカフェも魅力です。

「鎌倉駅」東口より徒歩10分
>>鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムの詳細はこちら

 

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム

鎌倉市川喜多映画記念館

日本映画の発展に貢献した川喜多夫妻の旧邸宅跡に建てられ、映画の資料展示や名作の上映、講座・講演会やワークショップなども年間を通じて開催されています。

建物は平屋建ての和風建築、板塀もかつての面影をそのままに復元しており、展示室の明るく広い開口部からは緑豊かな庭園も眺められます。

敷地内には風情ある数寄屋造りの和風平屋(旧川喜多邸別邸)があり、美しい日本庭園が映画の記憶を静かに引き立てます。

「鎌倉駅」東口より徒歩8分
>>鎌倉市川喜多映画記念館の詳細はこちら

鎌倉市川喜多映画記念館

神奈川県立近代美術館 鎌倉別館

鶴岡八幡宮の北西側に位置します。

神奈川県立近代美術館の鎌倉別館として1984年に開館しました。1年を通じて3回程度の企画展、またはコレクション展がご覧いただけます。

「鎌倉駅」東口より徒歩15分
「鎌倉駅」東口よりバス乗車 「八幡宮裏」下車、徒歩2分
>>神奈川県立近代美術館 鎌倉別館の詳細はこちら

神奈川県立近代美術館 鎌倉別館

© 木奥惠三

鎌倉歴史文化交流館

鎌鎌倉で発掘された出土品を中心に、原始・古代から近現代に至る鎌倉の歴史を紹介する展示施設です。

プロジェクションマッピングやVR等、最新デジタル技術を取り入れた展示を通じて、鎌倉の歴史をリアルに体感できます。世界的に著名な建築家ノーマン・フォスター卿の事務所が手がけた個人住宅をリノベーションし、2017年に開館しました。

随所に施された特殊な建築資材、中世の景観を彷彿とさせる庭園、高台からの海の眺望も見どころです。

「鎌倉駅」西口より徒歩7分
>>歴史文化交流館の詳細はこちら

鎌倉歴史文化交流館

Chapter3 北鎌倉エリア 2施設

北鎌倉 葉祥明美術館

北鎌倉 葉祥明美術館

イタリア・ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞作家である葉祥明の初期の作品から水彩画、油彩画、デッサン直筆言葉、様々なテーマを扱った絵本を展示しています。

季節ごとに替わる常設展や、企画展が開催されています。
ミュージアムショップではポストカードや絵本など、オリジナルグッズも販売されています。

「北鎌倉駅」より徒歩7分
>>北鎌倉 葉祥明美術館の詳細はこちら

北鎌倉古民家ミュージアム

北鎌倉古民家ミュージアム

北鎌倉駅より徒歩2分。福井県から古民家と板倉、横浜市磯子区から古い料亭の計3棟を移築して、合体、再生した建物が北鎌倉古民家ミュージアムです。

展示スペースでは、四季折々の展示会が催され、ゆったりと鑑賞することができます。

また、初夏の庭園はアジサイやヤマアジサイが色とりどりに咲き誇り、来訪者の目を楽しませます。

「北鎌倉駅」 徒歩2分
>>北鎌倉古民家ミュージアムの詳細はこちら

Chapter4 二階堂・浄明寺エリア 3施設

鎌倉虚子立子記念館

明治・大正・昭和と俳句の分野で活躍し、正岡子規の後継者でもあった俳人高浜虚子(たかはま きょし)と、その娘であり虚子でさえ感嘆するような感覚のやわらかさや鋭さを持っていた俳人星野立子(ほしの たつこ)の記念館。

館内には、四季にそくした作品が展示されているほか、記念品の販売なども行われています。
※来館の方は、事前に記念館までご連絡下さい。

「鎌倉駅」東口よりバス乗車 「鎌倉宮」下車、徒歩10分
>>鎌倉虚子立子記念館の詳細はこちら

鎌倉虚子立子記念館

旧華頂宮邸

緑深い衣張山東側、竹の庭で有名な報国寺の奥の宅間ヶ谷にある洋風住宅で1929(昭和4)年春 華頂博信侯爵邸として建てられました。

ヨーロッパの民家などに見られるハーフティンバー様式の建物で柱・梁などが外部に現れる趣あふれる外観が特徴です。旧華頂宮邸の建物内部は春・秋の数日間のみ一般公開されています。

「鎌倉駅」東口よりバス乗車 「浄明寺」下車、徒歩6分
>>旧華頂宮邸の詳細はこちら

旧華頂宮邸

一条恵観山荘

往時は京都西賀茂に建つ、一条家別邸の離れでした。一見すると田舎家風なその建物は、恵観公自身が設計をし、随所に雅な心と野趣が込められた、皇族の「茶屋」です。

戦後、唯一現存していたこの山荘は鎌倉へと移築され、昭和39年に国指定重要文化財となりました。現在では、その山荘の内部を、予約制で見学することができます。

「鎌倉駅」東口からバス乗車 「浄明寺」下車、徒歩1分
>>一条恵観山荘の詳細はこちら

一条恵観山荘

Chapter5 長谷エリア 2施設

吉屋信子記念館

平屋建ての母屋は、近代数寄屋建築の第一人者である吉田五十八が設計したもので、吉屋は「奈良の尼寺のように」と依頼したと伝えられています。吉屋信子は、この家に暮らし、66歳から亡くなるまで執筆活動を続けました。

毎年春と秋には一般公開が行われ、当時のままで保存されている書斎や寝室、直筆原稿等の展示を見ることができます。

「鎌倉駅」東口よりバス乗車 「長谷東町」下車、徒歩2分
>>吉屋信子記念館の詳細はこちら


吉屋信子記念館

長谷寺観音ミュージアム

長谷寺境内にある「観音ミュージアム」は、長谷寺の本尊である十一面観音菩薩を主題とした博物館です。
観音信仰にまつわる仏像や仏画などの古美術品をはじめ、長谷寺の歴史を伝える資料などを中心に展示しています。

館内では、観音菩薩をはじめとする様々な仏像を間近に見ることができ、仏教美術の魅力や、長谷寺に受け継がれてきた観音信仰の歴史に触れることができます。

江ノ電「長谷駅」から徒歩5分
>>長谷寺の詳細はこちら

 

長谷寺観音ミュージアム